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SL復活へ、全国に募金呼び掛け 若桜鉄道

[ 2012.03.14 ]

 

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SLがけん引する観光列車を若桜鉄道(本社・鳥取県若桜町)の若桜線内に走らせようと、沿線の民間団体などでつくる「若桜線SL運行委員会」(藤原源市委員長)は7日から、全国に向けた募金活動を始める。兵庫県多可町から譲り受けたSL「C12」を復元し、2016年度の運行開始を目指す。経費を5億円と試算し、このうち5千万円を募金で賄う考えという。

同委員会によると、同線では旧国鉄時代の1970年までSLが走行。実現すれば46年ぶりの復活で、同社は運行に伴う県東部の経済効果を年間約10億円と見込んでいる。

計画では、来年度中に具体的なスケジュールを固め、C12のボイラー修復や客車の改造に着手。若桜線内を走らせるための必要な法定手続きも行い、現在は圧縮空気で若桜駅構内を走らせているC12を石炭で動く蒸気機関車として復活させる。

3両編成の観光列車を、週末や年末年始など多客期を中心に年間150~180日、若桜-郡家間で1日2往復運転し、平日は団体客にも対応する。全席指定で料金は片道千円を想定している。

試算では途中駅での行き違い設備新設に2億円、SL復元に1億3千万円が必要で、同委員会は若桜線の駅や線路を管理する八頭、若桜両町と歩調を合わせて計画を進める。

6日に県庁で記者会見した藤原委員長(69)は「沿線の少子高齢化が進む中、地域を挙げて観光列車の運行を実現し、活性化につなげたい」、同社の原卓也社長(66)は「昔の面影が残る若桜線にSLは似合うはず。途中駅で停車時間を長くとって地元の特産品を販売したい」と意気込みを語った。

募金は1口5千円。銀行振り込みで受け付ける。協力者は若桜駅構内の銘板に記載し、記念乗車に招待する計画。問い合わせは電話0858(82)0919、若桜鉄道へ。

 

SL復活へ、全国に募金呼び掛け 若桜鉄道
日本海新聞 2012年3月7日(水)

 

人材育成 活躍の場創出

[ 2012.03.12 ]

国際マンガサミット

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  11月に米子市で開かれる「国際マンガサミット」。国内で前回開かれた京都大会では、観光や産業の飛躍につなげている。サミットは何をもたらし、課題はどこにあるのか。漫画で地域おこしを進める先進地・京都市を訪ねた。
  行政主導 方向性に課題 国内前回開催地 京都に学ぶ
  廊下や展示室の壁にずらりと並ぶ漫画が目を引いた。「マンガの壁」と呼ばれる総延長200㍍の棚には、蔵書30万冊のうち5万冊が収められ、自由に読むことができる。
  「漫画が文化であることを感じる場所。何時間でも過ごせそうです」。初めて来たという神戸市の井上詩子さん(49)は目を輝かせていた。
  京都国際マンガミュージアム(京都市中央区)はサミットに向けて市などが整備。展示だけでなく、漫画の収集や整理、原画の複製など調査研究も担う。
  2006年11月のオープン以来、入館者は増え続け、1月末の累計は約137万人。約1割は外国人だ。
  事務局次長の小坂俊夫さん(55)は「国外にもアピールできたことが大きな成果となった」とほほ笑む。
  ■ファン目線で
  市では一過性に終わらせない取り組みが続く。今日との漫画やアニメなどのコンテンツ産業を発信するイベントを毎年開催。サミットで築いた漫画家とのネットワークを事業に生かし、漫画を目当てにした修学旅行の誘致も増やしている。
  しかし、市産業振興室の高本一樹さん(31)は「せっかく京都で育った人材が東京に流れている」と悩む。コンテンツ産業の国内市場が東京に一極集中しているためだ。
  打開しようと、漫画家の卵の創作場所を設け、就職先の確保からアジア市場の開拓までを視野に入れた事業に新年度から取り組む。若手クリエーターの育成を目的に、国にコンテンツ特区を申請する方針を決め、海外の漫画家や企業との連携などで規制緩和を目指す。
  一方、サミット後のイベントは行政主導が多く、民間の機運はいまひとつ。硬いイメージが根付き、参加者は固定化気味だ。行政側は「古都らしさ」を求め、それが来場者の目線に欠けることも少なくないという。
  漫画で町おこしを進める自治体は増えているが、失敗例も多い。高本さんは「行政は地元色にこだわり過ぎて、漫画ファンが本当に望むことを見失いがち」とみる。
  小坂さんはこうも指摘した。「『まんが王国』建国を掲げても、一般の人たちは一体何をしたらいいのか。具体的に示唆しないと盛り上がらないだろう」
  ■教育に漫画を
  全国唯一のマンガ学部を設けた京都精華大(同市左京区)。漫画家らが教壇に立ち、描くノウハウを指導している。市と共同でミュージアムも運営。13年度から「ギャグマンガコース」を新設する。
  プロ並みの描写力を持つ学生も多い。3年の蒲拓海さん(21)は「漫画は人を集める力がある。地元の岐阜を題材に描いて故郷を元気にしたい」と意気込む。
  同大国際マンガ研究センター長の吉村和真さん(40)らがけん引している。大学側は描く技術だけでなく、漫画によるコミュニケーション力や取材方法なども教育してきた。志願者数は好調に推移しているという。
  吉村さんは鳥取環境大(鳥取市)に今春設けられる科目「まんが文化論」で講師をを務める。「さまざまな視点で漫画を捉えてもらい、鳥取にしかない独自性を武器に地域振興につなげてほしい」と話している。
  国際マンガサミット 京都大会
  2008年9月6日から3日間、国立京都国際会館(京都市左京区)をメーン会場に開催。アジアを中心に13カ国の漫画家約400人が集い、約3万2700人が来場。国内開催は3回目。京都議定書締結地にちなんで環境をテーマに掲げ、シンポジウムや討論、漫画家による原画展や公開アトリエを展開。京都市が事業の中心で、行政や漫画家らでつくる実行委が主催した。

 

人材育成 活躍の場創出
日本海新聞 2012年2月18日(土)23面

 

古代米ご飯、鶏ひき肉と白菜のシューマイ… 地元産でおもてなし料理

[ 2012.03.07 ]

森林セラピー

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  智頭町民泊協議会 献立講習会 趣向凝らした5品に挑戦
  森林セラピーと併せた民泊の推進に向け、受け手でつくる智頭町民泊協議会は、同町智頭の保険・医療・福祉センターほのぼので献立講習会を開いた。参加した約20人が米や野菜など地元産の食材を使って宿泊者に喜んでもらえるアイデア料理づくりに挑んだ。
  同講習会は昨年3月以降ほぼ2カ月に1回実施され、今回で5回目。宿泊者にとって受け手と共同調理する食事は大きな楽しみの一つで、受講者は素材や調理効率、材料費を検討しながら毎回趣向を凝らした献立の研究に取り組んでいる。
  この日の献立は、事前に提案された古代米ご飯のほか、鶏ひき肉と白菜を使ったシューマイなど5品。参加者は、煮る、蒸す、炒めるなどの調理を分業で手際よく進め、彩りよく盛り付けていった。
  これまで8組約20人を受け入れた中沢保子さん(58)=同町中原=は「思い付きがいい簡単な献立で参考になった。これからもおもてなしの心でお迎えしたい」と話していた。
  同町では昨年の森林セラピー本格始動と関連し、町民と都市部の参加者が交流する滞在型プログラムとして民泊を推奨。現在44軒が登録し、うち29軒で受け入れが整って、5月以降に関西を中心に約180人が利用した。
  リピーターも多く、「きょうから親戚」「ふるさとに帰った気分」と好評。同町山村再生課によると、料理以外にアロマを使った癒やしのハンドマッサージなども盛り込みながら、さらなる誘致を図るという。

 

古代米ご飯、鶏ひき肉と白菜のシューマイ… 地元産でおもてなし料理
日本海新聞 2012年2月28日(火)20面

 

歌と雪、ほろ酔い満喫 若桜鉄道でカラオケ列車

[ 2012.03.05 ]

若桜鉄道

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  鳥取県東部を走る若桜鉄道で12日、貸し切りのカラオケ列車が運行された。沿線住民ら約30人がカラオケ設備を搭載した専用車両に揺れながら、約4時間にわたって歌と雪見酒を楽しんだ。
  若桜鉄道と隼駅(八頭町見槻中)周辺の活性化を目指して活動する「隼駅を守る会」(西村照二会長)が企画した。同鉄道のPRと乗車率アップに向けて毎年実施しており、今年で3回目。
  若桜―鳥取駅間の約30㌔を2往復する車内では、用意された弁当と酒のほかに、参加者がシシ肉料理など得意の手作りメニューを持ち寄ってにぎやかに歓談。車窓に一面の銀世界を望みながら代わるマイクを握り、自慢の歌声を披露した。
  参加2度目の盛本旭さん(77)=若桜町若桜=は「とても楽しみにしていた。一杯飲みながら歌うとのどの調子も抜群」と、ほろ酔いの上機嫌だった。
  西村会長(67)は「列車でカラオケも楽しめるという若桜鉄道の活用法をPRしながら、今後も地域ぐるみで大いに盛り上げていきたい」と話していた。


 

歌と雪、ほろ酔い満喫 若桜鉄道でカラオケ列車
日本海新聞 2012年2月16日(木)21面

 

鳥取のハワイ大注目 看板見物 後絶たず 観光客誘致に期待

[ 2012.02.22 ]

「鳥取のハワイ」売り込め CM効果で地元に活気

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  ソフトバンクの携帯電話のテレビCMに「鳥取のハワイ」こと湯梨浜町の羽合が取り上げられ、地元が「羽合を売り込め」と活気付いている。町やはわい温泉・東郷温泉旅館組合はCM出演者の宿泊費無料化などを検討。CMに“出演”した「はわい温泉」の看板前では連日、看板にカメラを向ける人が見られCM効果に期待がかかる。
  CMは、“白い犬のお父さん”で有名な犬のカイ君や女優の上戸彩さんらが出演する「白戸家」シリーズ。トリンドル玲奈さん演じる「留学生のタダ」が「鳥取の羽合だでぇ」と発し、看板が大きく映し出される。
  放送が始まった1日から同町田後にある看板を訪れる人が日に日に増加。近くに車を止めカメラで撮影、看板をバックに記念撮影、車内から指差す姿などが見られる。携帯電話で写真を撮っていた女性は「知人にメールで送る」と笑顔。
  店内から看板が望めるクリーニング店「ホワイト急便ハワイ店」。訪れ始めた人たちに当初、首をかしげていた店員は「CMが流れる前はほとんど訪問者を見かけなかったが、最近では連日、人が訪れている。テレビの影響は大きい」と感心する。
  はわい温泉にある望湖楼と千年亭の両温泉旅館。宿泊者から看板の場所を尋ねられることが多くなったと話す。また、インターネットでの宿泊予約には、看板の場所を尋ねる書き込みもあるという。両旅館は宿泊者から要望があれば車で案内しており、希望者が後を絶たない状態。
  白い犬のお父さんの故郷の設定でCMに登場した、福井市の一乗谷朝倉氏遺跡。ロケが行われ、放送されたことで観光客が急増したといい、湯梨浜も観光客誘致につなげたいと期待を膨らませる。
  温泉旅館組合は、CM出演者らを旅館宿泊3年間無料にして招く案などを検討中。宮脇正道町長はソフトバンクへお礼を兼ねた訪問を調整中だといい、地元は売り込みに躍起になっている。

 

鳥取のハワイ大注目 看板見物 後絶たず 観光客誘致に期待
日本海新聞 2012年2月12日(日)25面

 

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